病院を嫌がる原因にはいろいろあります。当院ではまずできるかぎり動物たちにストレスを与えないようにすることにつとめています。
まずは外部からのストレスに対しては、動物病院は独特の臭いがあります。その臭いによって『動物病院に来た』『嫌な場所に来た』と感じさせないように、当院の壁はチタンコーティングしてあります。消毒や器械類、動物の臭いは完全にシャットアウトしています。
内部のストレスに対しては、診察、治療はペインコントロールを取り入れています。痛みや嫌な行為は動物病院を嫌う原因のひとつです。やさしい診察、治療を飼い主さんと相談しながらおこなっていきます。入院、お預かり中は常に気を配り、声をかけ、リラックスできるように工夫をしています。
ケージも通常より大きめのサイズ、犬舎と猫舎は別々、スタッフの顔をいつでも見ることができます。動物病院内でリードフリーできるペットの場合は、適度に遊ぶ時間も取り入れています。
また飼い主さんとして一番困るのは、入口で『いや!いや!』をされた場合です。当院は駐車場から入口、診察室、入院室、手術室・・・全てバリアフリーになっております。足を痛めた動物や大きなケージで来院する場合も段差がなく、スムーズです。 |